江戸川区は多文化共生の成功モデルか!?

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インタビューを受ける際に必ずあるご質問が、江戸川区は多文化共生の成功モデルだと思いますか?とのご質問である。

私が江戸川区で活動をしていて、他の地域に比べて、多文化共生が江戸川区が進んでいる理由を下記の内容でお答えしている。

①点と点が繋がり線になり、線が面になる。

例えば、江戸川区には江戸川人生大学という学校があり、そちらの卒業生が多く、市民活動を立ち上げて、日本人と外国人を繋ぐイベントを開催している。そのイベントが日本人の意識を変えて、日本人と外国人の関係性構築に貢献している。

②インド人の特長が地域に活きている。

長年インドに住んでいた身として、インド人は人懐っこく、適応能力が他国に比べて非常に高いことが挙げられる。インド人は外国のものに非常に興味関心があり、性格としては可愛らしく非常に人懐っこいので、見た目は怖いが、関係性を持つと日本人の意識も変わっていく。

またインド人は適応能力が非常に高く、アメリカやイギリス等でも活躍している人材が多い。その理由はインドの国自体が多様性だからだと思う。もちろん日本社会でもインド人の適応能力は発揮されており、他国の方々と比べて生活トラブルが少ない。

江戸川区の令和6年(2024年)の外国人口構成は、次のとおりでインド人が2番目に多い特徴的な地域である。

  • 外国人口:43,389人
  • 国籍別構成:中国16,307人(37.6%)、インド7,044人(16.2%)、韓国3,916人(9.0%)

更に考察は必要であるが、上記①と②が江戸川区で多文化共生が行き届いている理由だと思う。

*写真は24年12月に開催された「江戸インフェス」でフリーマーケットに初出展をした、インドのマンシーさん。

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