若い世代は、本当に内向き志向か?

代表ブログ

日本人の若い世代は、内向き志向に陥っているとよく言われているが、本当にそうなのか?

弊団体に問い合わせを頂き、インドの方々とのホームビジットや文化交流に関心を持ち、積極的に参加してくれる大学生や高校生は非常に多い。最近では中学生も文化交流に高い関心を持ち参加してくれている。

自分が中学生や高校生の時は、外の世界に全く興味関心がなく、正に内向き志向であった。今の若い世代に話を聞くと、内向き志向ではなく、外に出て活躍したいという意欲は変わっていない。

外に出て活躍をしたいという意欲があるにも関わらず、海外留学等の日本人留学生が減少傾向にあるのはなぜか?それは、「仲間と地元」の関係性が変わってきたからだと思う。

私が学生の時は、仲間と地元は日本人が占めており、外国人は殆どいなかった。しかし、現在の若者の環境での仲間と地元では、外国人の比率も高く、比較的外国の方々とも生活を共にする機会が増えている。外に出ていきたいという意欲は、日本社会で満たされる傾向にある。

寧ろ変わったのは、若者ではなく、日本社会。そこに日本経済成長の低下も重なり、経済的に余裕のない若者も増えてきてはいる。

その為、国際化の仕方を日本も見直していく必要がある。日本にいる外国人材と共に、国際化の意識を根付かせていった方が若者のニーズに合致しているのではないかとも思うのである。

弊団体では、今後外国人材、特にインド人材と協働して、新たな国際化プロジェクトを進めていく予定である。

*写真は、ホームビジットに参加してくれた大学生とインドの受け入れ先ご家庭との写真

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